0KF2_A1F2
10/12

第1章※※ unit 4、38参照この例は定性的なビジョンだが、「ハイエンドの工作機械でシェア20%、売上高500億円を目指す」といった定量的なビジョンを掲げる場合もある。なお、経営理念は時代を超えて普遍的であるのに対し、ビジョンは時代の変化とともに変更される。経営理念と同様に、優れたビジョンは従業員などステークホルダーの能動的な貢献を引き出すことができる。優れたビジョンの条件は、以下の4点である。①存在の明示:経営理念と連動し、自社の存在意義や顧客・社会にとってどういう存在になりたいのかを明示していること②夢・飛躍:成し遂げたいことが明らかで、現状からの飛躍があること③現実性:経営の現状を勘案し、適度に現実的であること④社会性:実現することが社会的に意味のあるものであること経営理念をベースにビジョンを設定したら、その実現のために経営戦略を策定する。経営戦略の理論・技法は次章以降で解説するが、自社の経営戦略を考える際、経営理念・ビジョンとの連動性を意識する必要がある。どれだけ魅力的に見える経営戦略でも、経営理念・ビジョンとかけ離れたものでは、ステークホルダーの能動的な貢献を得られず、“絵に描いた餅”に終わってしまう。優れた経営戦略の1つの条件は、経営理念やビジョンと一貫性が保たれていることである。図表1-2 経営理念・ビジョンと経営戦略経営理念ビジョン経営戦略企業戦略事業戦略機能別戦略個別計画(3)経営戦略の策定へ19

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る