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ンサーン(going…concern:継続企業の前提)という。プロジェクト型の事業体と比較して、ゴーイング・コンサーンである企業には、さまざまなメリットがある。例えば、メンバー同士が継続的にコミュニケーションができるため、メンバー同士で適切な分業が行われ、専門性や業務効率が高まる。また各メンバーの知識・技能が共有され、伝承される。異質な情報が交わることで、イノベーションも生まれやすい。対外的にも、大きなプラスの効果がある。継続的に取引を行うことで市場・顧客に対して自社の存在をアピールでき、大きな認知度・信頼を獲得できる。仕入れ先や銀行も、こうした企業に魅力を感じ、進んで関係を強化し、取引を拡大しようとするだろう。以上から、継続的に活動することによってより大きな価値、新しい価値がもたらされるところに、企業の存在意義があるといえよう。企業は、さまざまなステークホルダー(stakeholders:利害関係者)と関係しながら存続している、外部に開かれたオープンシステムである。株主、顧客、従業員が代表的なステークホルダーだとされるが、取引先、政府・自治体、提携先なども、事業を展開する上で重要だ。地域社会や地球環境のような経済主体でないものもステークホルダーに含めることもある(図表1-1)。企業図表1-1 企業とステークホルダー債務者従業員取引先競争相手株主地球環境地域社会銀行債権者消費者政府(4)企業とステークホルダー16

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