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1001.率直でオープンなコミュニケーション 自分が好きなことや嫌いなこと(プレー)を実に率直に伝え、選手に自分を理解してもらおうとしている。組織として同じ方向に向かうことをとても重視しているのが分かる。「監督が“黒い”と思うものを選手も“黒い”と感じてもらうことが大切」というコメントに強い印象を抱いた人も多いだろう。少しワンマン的な言動に見えるかもしれない。 しかし実際の曺監督は選手たちのことを理解するために、常に選手を観察し、感じるように努力している。サッカーというスポーツは、プレーを見ればその人の性格や思いがある程度わかる。しかも、プロのチームとなれば、毎日顔を合わせ、毎日サッカーをするわけだから、その選手の個性だけでなく、コンディションやメンタルの状況等もうかがい知ることができる。ある選手のミスで試合を落としたときには、「おまえのおかげで今日の試合は負けた」と話すこともある。そして、自分の采配や試合の持っていき方がまずくて試合に負けたとすれば、正直に選手たちへ「自分の責任だ。申し訳なかった。」と伝えたりもする。2.曺監督の“ワーディング” CASE1では、野村監督が発する「言葉のもつ力」に触れた。曺監督もまた、言葉の力を意識し、いかに効果的な言葉を用いるかを考え、注意深くワーディング(キーワードの設定や選択)を行い、ミーティングで選手に伝えていた。いくつか紹介してみよう。■コンパクトフィールド ディフェンスラインからフォワードの選手までのエリアを30メートルと定め、そ「“貫く”リーダー 曺貴裁監督の真骨頂」CASE4−1で紹介したような強い組織文化を定着させるには、自らの信じるところを貫く曺監督のようなリーダーの存在が大きかった。筆者(西野)が行ったインタビューから、リーダーたる曺監督の具体的な行動に迫ってみよう。考えるためのヒント

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