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56表2-3-1 総合品ぞろえスーパーにおける商品構成の一例グループデパートメントラインクラスサブクラスアイテムSKU食料品精肉シャブシャブ用神戸牛一級品900円100gAB衣料品寝具敷布団夏物薄手清涼、または麻織り素材マリンブルー7,000円形状別、価格別など、それ以上細かく分類できない最小の単位である。(2)商品分類の実施手順 商品を棚にディスプレイするまでには、いくつかの段階によって商品を細分化する必要がある。まず、大分類を決定する。そして中分類、小分類へと細分化していくプロセスを基本としている。この商品分類プロセスを加工食品のケースで示すと、次のようになる。 ①部門スペースの決定 地域の消費動向と需要創造を考慮し、加工食品部門のスペースにゴンドラ什器(幅90㎝)を何本使用するかを決定する。 ②ラインスペースの決定 加工食品のゴンドラスペースのなかで、調味料などのラインスペースを算定して商品群を分類する。 ③クラススペースの決定 調味料のスペースのなかでもクラススペースは、どのような商品群(醤油、酢、ソースなど)を分類するかを決定する。また、醤油などの品種は、ゴンドラのどの位置に配置するかを決定する。なお、カテゴリーマネジメントにおける「カテゴリー設定」は、原則として、この“クラス”を単位として取り組む。 ④サブクラスの分類を決定する 醤油のなかでも濃い口、薄口などの切り口を明確化し、サブクラスのテーマ性を鮮明化する。
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