医療保険事務A7Q0_02_20180719
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–102 –内服薬及び浸煎薬(レセプトコード㉑)内用薬屯服薬(レセプトコード㉒)外用薬(レセプトコード㉓)『何日分』という投与を行います。1日の服用に時間的・量的に一定の決まりのあるものをいいます。例えば1日1回朝食後、1日3回毎食後、6時間毎等で、定期的に服用をするものです。カルテには~日分、~T(Tag)、~TDと記載されます。『何回分』という投与を行います。ある症状が出た時に投与し、その効果を期待できるものをいいます。例えば疼痛時、発熱時等で、臨時的に服用をするものです。カルテには~回分、~包、~P(パック)と記載されます。液剤・湿布薬・軟膏薬・点眼薬・坐薬・浣腸薬・トローチ剤等、薬価基準抜粋の外用薬の項に記載されているものです。カルテには○○g、○○mL、○○枚等様々に記載されます。1.薬の区分 薬剤は、内用薬と外用薬に分かれます。内用薬は服用方法により、更に内服薬(浸煎薬を含む)と屯服薬に分かれます。投薬料は、院内処方の場合は薬剤料・調剤料・処方料・調剤技術基本料の組み合わせで算定します。院外処方の場合は院外処方箋料のみを算定します。投薬料ではまず、それぞれの薬の区分を完全に理解することが大切です。正確で迅速な算定を目指しましょう。* 浸煎薬とは煎じ薬のことをいいます。* 同じ薬名でも服用の仕方により、内服薬になったり、屯服薬になったりすることがありますので処方の方法をよく見て判断しましょう。5-1 投 薬 レセプトコード⑳
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