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123456××○○××14(C) 2017 日本65歳以上の人口は、2013(平成25)年の3,190万人(総人口の25.1%)から2035年には3,740万人(30.3%)になると予測されている。2025年には、団塊の世代が後期高齢者となる。医療技術は進展しているものの、高齢者の増加に伴い、身体の障害や認知症などで介護を要する高齢者等(要介護高齢者等)の数も増加傾向を示している。設問のとおり。わが国の平均寿命は、2014(平成26)年、男80.50歳、女86.83歳とともに80歳を超えているが、平均寿命のうち、健康で活動的に暮らせる期間である健康寿命は男71.19歳、女74.21歳とその差が大きく、今後健康寿命を平均寿命に近づける方向で検討されている。健診等を受けなかった理由としては「心配な時はいつでも医療機関を受診できる」が32.5%と最も割合が高かった。男47.5%、女37.4%で肺がん検診の受診者が最も多い。解 説問題1国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」(2012年3月発表)によれば、総人口に対する65歳以上の高齢者の占める割合が、2025年には23%になると予測されている。問題2わが国は医療技術の進展により、身体に障害をもった介護を要する高齢者等は減少の傾向を示している。問題3わが国の「3年以上要介護状態にある高齢者」の数は、要介護状態にある高齢者全体の半数近くに達している。問題4わが国の平均寿命は、男女ともに80歳を超えたが、今後は平均寿命とともに健康寿命にも着目する傾向にある。問題52013(平成25)年国民生活基礎調査によると、健康診断や人間ドックを受けなかった者の理由では、「心配な時はいつでも医療機関を受診できる」という理由が、男女とも最も低かった。問題62013(平成25)年国民生活基礎調査によると、40〜69歳の者(子宮がん検診は20歳以上。入院者を除く)につき、過去1年間にがん検診を受診した者では、男女とも「胃がん検診」が最も多い。問題番号○or×Point1 高齢者を取り巻く状況/プラスα!一問一答
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