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(1)組織の管理階層と意思決定タイプ(2)トップダウンの担い手としてのミドル3ミドルマネジャーの役割は、前項で定義したマネジメントを、ミドルという立場を踏まえて実行することです。では、組織においてミドルマネジャーであることにはどのような意味合いがあるのでしょうか。この点について、組織の階層構造の面から考えてみましょう。創業したばかりの会社は、組織活動は1人の経営者と数人の従業員で成り立ちますが、会社の規模が大きくなると従業員の数も増えるので、経営者1人の力では全体を掌握しきれなくなります。そこで必要になるのが、現場の第一線で働く従業員と経営者をつなぐ機能をもつ階層です。ミドルマネジャーはこの階層に位置づけられ、中間管理者とも呼ばれます。こうして、図表1−2に示すようなピラミッド型の3つの管理階層(トップマネジメント、ミドルマネジメント、ロアーマネジメント)が出来上がり、各階層独自の意思決定が行われることになります。H.I.アンゾフは、このピラミッド型組織の各階層で行われる意思決定を、戦略的意思決定、管理的意思決定、業務的意思決定に分類しています。戦略的意思決定とは、どのような事業を行っていくのかという企業の戦略的な方向性についての意思決定です。大局的な情勢判断に基づく組織全体の方針についての決定ですから、そのまま現場の指針とするには、話が大きすぎたり抽象度が高かったりするでしょう。管理的意思決定は、トップが策定したこのような戦略を現場の「業務」へと連結する意味をもつのです。すなわちミドルマネジャーは、トップマネジメントの下した戦略的意思決定の内容について、自分な12「ミドル」であることの意味合い
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