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NG! 「はい?」名乗りを受けて「誰だろう?」と不審に思ったときに、ついこういう返答になってしまいがちです。自分ではそのつもりはなくても「あんた誰? 何の用?」と怪しみ、迷惑がっているような印象を与えますので避けましょう。NG! 「アポはありますか」「アポ」と略した言い方は、職場内だけで用いるものです。「アポイントは」と言うのも敬意に欠けます。相手が目上の場合は「お約束」や「ご予約」とします。NG! 「じゃあ、どうぞこちらへ」案内する場合は、どこへ行くのかを言葉にして伝えましょう。「言わなくても分かる」と省いてしまうと相手に不安を与えますし、言葉遣いとしてもおろそかになります。 2 仕事に役立つフレーズ応用例「佐藤様、お待ちしておりました」「恐れ入りますが、どのようなご用件でしょうか」「ただいま確認いたしますので、少々お待ちください」「高木がすぐ参りますので、少々お待ちください」 3 言ってはいけない!NG集約束があることが分かっていたら、「お待ちしておりました」と歓迎の気持ちを伝えます。こう言われると来客もほっとした気持ちになれます。アポイントがない人が来たら、社名、氏名だけではなく用件も確認します。その上で、担当者に連絡して指示を待ちます。アポイントのない人が来たり、呼び出された人が席を離れているときにはこのように言葉をかけます。担当者が受付まで出てくる場合には、このように言葉をかけます。担当が上位者であっても「参ります」と謙譲語を使います。第3章 訪問・来客応対敬語47

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