B6R0
6/9

!話し方アドバイスこうした言葉遣いのためには、まず基本的なマナーの知識が必要です。上座、下座の区別について述べておきましょう。基本的に、出入り口から一番近いところが下座、奥が上座で、目上の人が上座につきます。そのため、受け入れ側としては、訪問客に上座を勧めるのがマナーです。しかし訪問側であっても、こちらの方が目下の場合や、営業や依頼で訪れてお客さまとは言えない立場であれば、勧められても遠慮して、下座につく場合もあります。上座、下座は応接室の他、飲食店の席や乗り物にもありますので、確認しておきましょう。 1 ポイント解説≫Short Case◇「どうぞ、あちらへおかけください」●「恐れ入ります。では失礼させていただきます」◇「お飲み物は何がよろしいでしょうか」●「ありがとうございます、何でも結構です」◇「お茶とコーヒー、どちらがよろしいでしょう? 冷たいものもございますが」●「それでは、冷たいお茶をお願いしてもよろしいでしょうか」◇「かしこまりました、少々お待ちください」   ×  ×  ×◇「どうぞ」●「ありがとうございます」お客さまとして応接室に通され、おもてなしを受ける際には、控えめな態度で応じることがマナーです。案内してくれた人が上座を勧めてくれたり、飲み物を出してくれたりしたときのちょっとした返答で、その人の敬語力が分かります。ごく簡単な受け答えですから、適当に済ませることもできます。それだけに、敬語を含めた表現にすると、よりいっそう、礼儀正しさが際立ちます。面談相手だけでなく、案内、応対をしてくれた人にも感心されるような言葉遣いを目指しましょう。48訪問先の応接室にてScene2

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る