B8Q0
4/8
足りていますか、めぐっていますか?穏やかな心も気・血・水がつくる2… 自然の法則と体のしくみ:漢方の基礎23 陰陽論(P.20)では、「気」は陽に属し、「血」「水」は陰に属します。これらを「陽気」「陰液」と呼び分けることもあります。それぞれが十分な量を保ち、体内をスムーズにめぐっていれば、陰陽の調和が取れた健やかな体をつくることができます。しかし、何らかの原因でこれらがバランスを崩すと、体にさまざまな影響が出てきます。たとえば、やる気・元気の「気」が不足すると疲れやすくなりますし、「水」のめぐりが滞るとむくんだり体が重く感じられたりします。 気・血・水は、体だけでなく心の状態にも関わっています。たとえば、ストレスや不規則な生活が続いていると「気」のめぐりが滞り、イライラしたり憂うつな気分になったりして、眠れないなどのトラブルを引き起こします。このようなときは、「気」をめぐらせるために軽めの運動や入浴でリラックスを心がけましょう(P.104・107)。 また気持ちが不安定になったり、物覚えが悪くなったりしたときは「血」が足りなくなっているサインです。血を補う食材(P.61)を積極的に食事に取り入れることが大切です。 気・血・水の不足や滞りを解消する体質別養生は、第4章(P.59~)で学びます。気がかりな不調があるときは、「気」「血」「水」の状態を探ってみよう
元のページ
../index.html#4