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目の前にいる相手への「心配り」13STEP1〈 解 説 〉この場面では、どのChoiceも「フェアを成功させよう」という意欲的な基本姿勢は共通しています。それではChoice①と③は、目配り・心配りの視点から何が問題だったのか、考えてみましょう。まず①の場合、本来は「チームとしていい結果を出すにはどうすれば良いか」ということに心を配るべきところ、目の前の先輩たちの忙しそうな様子に遠慮してしまいました。心を配るべき対象が間違っていたケースです。一方③は、みんなで成功に導こうという意気込みは良かったのですが、どうすれば周りの人たちに負荷をかけずに、有効な助言をもらうことができるか、ということへの配慮が足りなかったケースです。これに対して②は、「チームとしていい結果を出すこと」を考え、かつ、周りの人が助言をしやすいように心を配ることもできています。仕事は、意欲と能力の掛け算によって高い成果が生まれます。このケースでは、フェアを成功させようという意欲は十分にあり、それはとてもいいことです。ただ、意欲はあるけれど、自分の能力や経験が不足していると感じられる場合には、上手に周囲の力を借りましょう。慣れない仕事に一生懸命な後輩を見ると、先輩は手助けしたくなるもの。「みんな忙しそうだから、助けを求めるのはやめよう」という遠慮は、必要ありません。

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