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hoicehoicehoicehoice2いいね!23おしい!3NG64CCCCCChoicehoice11このケースでは、部下の考えは自分の想定から多少の違いはあるものの、根本から間違っているわけではありません。目的やゴールにずれがなければ、進め方に多少の「誤差」があったとしても、案件の成果として大きな差は生じないことがほとんどです。自分の思い通りにコントロールしてしまうと部下が思考しなくなりますから、結果を見据えた上で、まずは部下に任せてみましょう。部下の成長が目的なら、多少の失敗も許容する覚悟が必要です。「上司は好きなようにやれと言うだけで、失敗してもフォローもない……」。そんな経験はありませんか。Choice③は、まさにそんな結果を招いてしまう選択です。部下の意見を尊重したことは良いのですが、「任せる」ことと「丸投げ」の違いを理解していないことが、この選択肢の「おしい!」ところ。常に目配りをして気にかけ、問題が発生しそうな場合には助言をしてあげる方が、部下の成長につながります。「まかせてまかせず」の姿勢で部下の成長を見届ける。「進め方の誤差」なら長い目で見れば結果に大きな差はありません多少は手間がかかるけれど、一歩引いたところで部下の成長を誘導する仕事だけで見れば、上司の指示通りに進めた方が短期的な成果は得られます。しかし、このケースでは案件を通して「部下の成長」を願っていますから、ある程度のリスクを許容し、長期的に構える必要があります。放任でも過干渉でもなく、一歩引いた距離を保ち、必要に応じて手を差し伸べること。これが「心配り」のある上司の姿勢です。時間や手間はかかりますが、これらは長い目で見るとプラスに働くでしょう。放任主義も、一歩間違うと「丸投げ上司」に!

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