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12あっても耐えて、自力で職場に適応するのが「普通のこと」でした。また、仕事の後に飲みに行くことや社内行事が今より頻繁に行われ、先輩・上司とのコミュニケーションの機会も多かったといえます。 今の先輩・上司層は、このような環境で若手時代を過ごしてきたために、皆さんに対しても、「自然に乗り越える時期だろう」「自力で何とか乗り切れるだろう」と考えてしまうのです。「世代間の意識のズレ」は今も昔も不変の課題ですが、社会環境や労働環境の変化が大きい時代だけに、ズレも大きくなっていると考えられます。 皆さんにとって先輩・上司との意識のズレは悩ましく、これらが先輩・上司側の課題である側面も否めません。しかし、若手世代の皆さんが、その原因や背景を知っておくことは、皆さんの側から「ズレ」を解消するための働きかけを工夫していく上での一つのヒントになるはずです。 皆さんの中には、必ずしも第一志望の会社に入れたわけではなく、何とか就職できた会社で働いているという人もいるかもしれません。その場合には、今の職場にとどまる覚悟を持ち切れず、「本当は、ほかにもっと自分に合った職場や仕事があるのではないか」という「転職への迷い」や「キャリアへの不安」が生じがちかもしれません。また、「デジタル・ネイティブ」と呼ばれる世代だけに、インターネットでの情報収集が得意な人も多いでしょう。2000年代からの傾向として、就職と同時に転職エージェントに登録する「両にらみ」で、ステップアップを考える人が増えています。学歴、専門、志向などを登録しておけば、メールなどでさまざまな会社からオファーがくるので、自分の希望の仕事か、給与・待遇はどうか、転職するのがよいか、今の職場で働き続けるかを考えることになります。 さらに、入社3年目くらいまでは「第二新卒」として転職でのやり直しが利くかもしれないと考えがちです。また、就職・転職環境が好転してくると、「動くなら今では」という思いも抱きやすくなります。 しかし、ここでも少し立ち止まって考えてほしいのです。3 転職への「迷い」と、転職したら解決するという「誤解」
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