シニアフードアドバイザー資格認定対応 高齢者に寄り添う 食事と調理法
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5シニアフードの調理図5−1食形態の種類 常食(普通食)72やわらか食・ソフト食 飲み込む力や歯の状態の変化により、いつもの食事が食べづらくなった高齢な方でも、調理を工夫することで食事を再び楽しめるようになります。食形態の種類や食べやすい食材、食材の加熱による特性などを知り、調理を上手に工夫しましょう。また、便利な調理器具や食器類を活用することで、より手軽に食事をサポートすることができるようになります。食形態の種類 食事の形態は主に常食(普通食)、やわらか食・ソフト食、キザミ食、ミキサー食・ペースト食の4つに分類されます(図5−1)。私たちが普段口にしているのは常食(普通食)と呼ばれ、噛む力や飲み込む力がしっかりとした方が食べます。やわらか食・ソフト食は、常食より軟らかいおかずやお粥など、キザミ食は、噛む力が低下した方に合わせて食材を刻んだもの、ミキサー食・ペースト食は、噛まなくてもいいように、食材に水分を加えミキサーにかけ、ペー

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