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12345678ほとんどいつも眠ってしまうしばしば眠ってしまう時々、眠ってしまう眠ってしまうことはない00000000111111112222222233333333     上の人は、睡眠負債を抱えている疑いがあり、病気になるリスクが高いので、睡眠習慣を見直したい。会議中に何度も寝落ちしてしまうなど、日中に強い眠気を感じることが多い人は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがある。これも、本人が自覚しにくい病気だ。上表のエプワース眠気尺度を使って自己診断してみてほしい。合計点が11点以上の人は、病的領域にあると考えられる。前出の教授によれば、軽症の場合も含めると、成人男性の3分の1ほどはSASだという。また、前出の睡眠の研究者である医師によると、SASの人は、夜中に100~200回も目を覚ましているという。自分では眠っているつもりでも、そんな状態では睡眠は浅くなる。その結果、日中に突然睡魔に襲われ、交通事故を起こしてしまうケースも発生しており、事態は深刻だ。上の自己診断表は、いずれも簡単な質問で構成されており、3分足らずで回答することができる。 睡眠時間や眠気は、主観に影響されるため、自分で客観的な判断を下すことは難しい。要注意判定の人は、医療機関に相談しよう。合計点13結果(点数)16点以上:SASの可能性が高い、直ちに専門医へ11~15点:SASの疑いがある10点以下:慢性的にいびきをかく人、      肥満の人はSASの疑いがあるエプワース眠気尺度どんな状態のとき、眠ってしまいますか?座って読書しているときテレビを見ているとき会議室や劇場など、人が多くいる場所で座っているとき他の人が運転する車に、休憩なしで1時間以上乗っているとき午後、横になって休憩しているとき座って人と話しているとき酒は飲まず、昼食後、静かに座っているとき自分で車を運転中、渋滞や信号で数分間止まっているとき診断結果日中の眠気を診断さまざまな病気のリスクをはらんでいる睡眠負債。簡単に回答できる自己診断表を使って、自分の睡眠状況をしっかり把握しよう。自己診断チャートで知るあなたの睡眠状況深刻度

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