リラックス&リフレッシュ!アロマテラピー入門
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起源 特性と楽しみ方 色と香りの特徴 用途 注意事項アロマテラピーを体験しよう地域が原産で、高さ2mほどになるススキに似た多年草です。精油を抽出する根は淡黄色(若根)または赤褐色(老根)で縮れており、地下3mまで伸びます。に似た濃厚な香りを持つ根を日よけなどに織り込を妨げ、室内を暗くするだけでなく、水をまくと、熱が水分を蒸発させて涼しげな甘い香りを漂わせます。また芳香は虫よけにもなるため、インドやジャワの女性たちはベチバーのうちわを愛用しています。アーユルヴェーダや東洋医学でも古典的な処方として古くから用いられてきました。静作用によりストレスを和らげ、高ぶって疲れた神経を鎮めてくれます。イライラしているとき、不安なときは芳香浴などで使用するとよいでしょう。また、過労などで心身が疲弊しているときに36Vetiverインドから東南アジアにかけての熱帯・亜熱帯インドの家庭では、何世紀もの間、土のにおいグラウンディング(地に足をつけること)と鎮しゃくんで使用していました。この日よけは灼ねつ熱の日光は、ベチバーを加えたブレンドオイルでトリートメントすると、精神の強さを呼び戻し、血行を促して疲労回復を早めます。心身両面からの滋養強壮になるので、心身ともに消耗して活力がないときや、自己を見失いがちで不安定な状態のときにおすすめです。スキンケアでは、収れん作用から、オイリースキンやにきびができやすいときに用いられます。またベチバーの深い香りは、香りを長くとどめるための保留剤としても使われます。琥珀色から濃い茶色。ウッディで土臭い、粘りのある深い香り。ストレス、精神疲労、イライラ、不眠、筋肉疲労、PMS、オイリースキンなど。特になし。植物名 :ベチバー学 名 :Chrysopogon zizanioides(Vetiveria zizanioides)科 名 :イネ科和 名 :ベチベル種 類 :多年草産 地 :インドネシア、スリランカ、ハイチ、マダガスカルなど抽出部位 :根抽出法 :水蒸気蒸留法主な成分 :クシモール、ベチベロール、ベチボンベチバー
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